POB(Proof of beauty)は、トランザクションhashからNFTアートを自動生成してくれるサービス。
- 思い出として残しておきたいトランザクション
- ハッキングなどのインパクトの大きなイベント
- DeFiやNFTのスマートコントラクトがデプロイされたトランザクション
こういったトランザクションが既にNFT化されています。
トランザクションhashを探し、どんなアートになるかみてみて気に入ったら発行する。このトランザクションhash探しが結構楽しいです。
本記事では、POBの仕組みや使い方を紹介していきます。
POBの仕組み
まず、トランザクションhashとは、トランザクションのIDのようなものです。etherscanから確認することができます。
POBはトランザクションhashを入力すると、情報を読み取って、アートを自動生成します。関連する情報は以下の通り。
- gas limit
- gas price
- nonce
- value
- hash内の0の数
特にhash内の0の数は、アートの色の多さ(pallets)に関係してくるので、0が多いトランザクションhashを探してNFTを生成するユーザーもいます。
POBでNFTを発行するためには、コストがかかります。そのコストは、NFTが発行されるたびに0.001ETHずつ上昇していきます。
発行したNFTには、名前や説明をつけることができます。自分の思い出や、クリプト界隈での大きなイベントをアートとして残すことができます。
同じトランザクションhashから複数のNFTを発行することはできません。
現在は、Genesisシーズンで2555枚が発行上限となっています。Genesisが終わると、シーズンは切り替わっていく予定だそうです。
POBでNFTアートを発行するやり方
POBにアクセスして、画面右上の検索画面にトランザクションhashを入力すると、アートが自動生成されます。
気に入ったアートであれば、右下のボタンを押して発行コストを支払うことでNFTが生成されます。
ボタンが表示されず、「OWNED by XXX」となっている場合には、既にそのトランザクションhashを使ってNFTが発行されているということ。どうしても欲しければOpenSeaでオファーを出してみるのもいいでしょう。
自分のお気に入りのプロジェクトの最初のトランザクションhashや、大きなイベントと関連したトランザクションhashを探してみてください。意外と発行されているので、悔しくてついついハマってしまいます。
まとめ
POBは、トランザクションhashからNFTを発行するプロジェクトです。
NFTとしてアートにしてみたいトランザクションが思い当たる方は、一度トライしてみてはいかがでしょう。
ちなみに、私はマイクリファンとして、MCHCの最初のトランザクションをPOBでNFTアートにしています。