EulerBeats|プログラムされた音楽のNFTとその販売スキーム

EulerBeats(オイラービーツ)は、数式に基づいて設計されたアート+音楽のプロジェクトです。

2021年2月下旬から急に話題になってきました。販売方式やNFTをburnする仕組みが特徴的なので、本記事にまとめます。

注意事項

本記事は投資や購入を推奨するものではありません。販売方式がFOMO系のプロジェクトなので、もしも購入を検討される方は、仕組みをよく理解した上で、自己責任でお願いします。

EulerBeatsのNFT|オリジナル・プリント

EulerBeatsのNFTには、オリジナルNFTとプリントNFTの2種類があります。レコードの原盤とそこからプリントされた流通品というイメージ。

構造としては、レコードの原盤のホルダー(実質的には著作権者)とプリント盤のホルダー(消費者)となっています。

オリジナルホルダーは、プリントが購入された際に、プリントコストの8%を得ることができます。後ほど、購入とBurnの仕組みについて説明しますが、プリントが爆発的に売れれば、大きな収益となります。

プリントの販売方法とBurnの仕組み

販売価格の決定方法

プリントの購入価格は、予め決められた価格式に基づいて決定されます。

f(x)= a (b + x) + cx + d
ここで、xは現在のプリント発行枚数+1を示し、
a = 1.1
b = -50
c = 0.026
d = -0.008

オリジナルNFTごとに、プリントの発行枚数が増えると販売価格が指数関数的に上昇します。

オリジナルホルダーの収益

プリントが購入されると、90%はBurnされた時の返却用のお金として保管されます。残りの8%はオリジナルホルダーに、2%はEulerBeatsの運営に送られます。

つまり、発行枚数が増えるに従って、オリジナルホルダーに入ってくる収益も指数関数的に増加するということです。

プリントのBurn

プリントはBurnをすることで、現在のプリントコストの90%を回収することができます。

つまり、安い段階でプリントを購入しておくことができた人は、指数関数的に上昇したプリントコストの恩恵を受けて利益をあげることができます。

プリントがBurnされると、発行数が減るため、発行数に基づいて決定されるプリントコストも1段階下がります。

買う人とBurnする人のバランスで、プリントの価格形成がされうる、面白い仕組みだと思います。

Burnが続くと、指数関数的に価格が落ちることになるわけですから、自分の購入価格を回収できない可能性も十分にあります。ご注意ください。

発行数やBurnの状況は、DuneAnalyticsから確認することができます。

https://duneanalytics.com/chubbyavo/eulerbeats_2

まとめ

EulerBeatsは、オリジナル・プリント、購入・Burnという仕組みを使って、ある種NFTの価格を決めていく機能を持たせた実験的なプロジェクトです。

NFTの価格が指数関数的に変動していくので、オリジナルホルダー以外は、大きな損も出しやすい仕組みです。

プログラムされたアート・音楽を純粋に楽しむわけでないのであれば、購入には十分ご注意ください。

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