HashMasks|NFTアートとDeFiの混ざった何か新しいモノ

HashMasksは、アートに加えてDeFiの要素が混ざったNFTアートプロジェクトです。

突如登場してから、多額の資金を集めており、瞬く間にNFT取引高上位に上り詰めました。投機的な資金流入もありましたが、人々を熱狂させる要素が散りばめられており、新しい物好きに刺さったんだと思います。

本記事では、HashMasksの概要について、多角的に解説していきます。

HashMasksとは

個別の特性の組み合わせをもったNFTアート

HashMasksは、マスクを被った肖像画のアートNFTです。発行数は16,384枚であり、それぞれが独自の特性(trait)を持っています。

traitには出現確率のようなものがあり、レアリティの高いtraitを持つNFTには高値がつきやすくなっています。そのため、複数のレアtraitを持っているNFTは100万円をゆうに超える金額で取引されています。

隠し特性(hidden trait)が設定されているNFTもあり、同様に高値で取引されています。

マスクに隠された謎を解き明かすNFTアート

アートワークの背景には、ヒエログリフが隠されているものや、同じ背景に見えてわずかに異なるものがあります。

HashMasksの購入者は、こういったアートワークに隠された謎を解き明かすことを楽しんでいます。

中には、画像解析を使って、アートワークの分類や特異的なアートの発見をしているユーザーもいます。

アバターとしてのNFTアート

HashMasksのディスコードでは、traitによって個別のグループが作られています。「本を持っているマスク所有者の会」「ユニコーンマスク所有者の会」みたいなイメージです。

保有していることで、参加できるコミュニティがあり、SNSアバターとしての機能を持っているアートでもあります。実際に、Twitterのアイコンをマスクのアートワークにしているユーザーも見受けられます。

これは同じくNFTアートのプロジェクトである、CryptoPunksでもみられた現象です。「このアートを保有している」ということが、アイデンティティの一部になっているわけです。そしてそれはNFTなので、本当に所有していることを証明することもできます。

保有者に収入(NCT)が入るNFTアート

HashMasksのNFTを持っていると、NFTに名付けをするためのトークンであるNCT(NameChangingToken)が配布されます。

半年かけて配布される量のNCTを集めると、NFTの名前を変更することができ、同じ名前を他のNFTにつけることはできません。

「traitとそれにちなんだ名前の組み合わせで作品としたい。」「単純に自分で所有するアートに名前をつけたい。」といったモチベーションから、NCTには値段が付いて取引されています。

アート保有で配当のようなものが入る、金融的要素が組み込まれているわけです。

DeFiパーツとしてのNFTアート

DeFiの影響を受けて、NFTを担保に仮想通貨を貸し借りしたり、NFTを裏付けにERC-20を発行できるようなプラットフォームが生まれてきています。

例えば、NFTfi(NFT担保ローン)やNFT20、NFTX(NFT裏付けトークン発行)です。それぞれ記事を書いているので、参考にしてみてください。

これらのプラットフォームでは、HashMasksのNFTが盛んに利用されています。利用者のアドレスを調べてみると、やはりDeFiを触っているユーザーとラップしている部分があり、マスクをDeFiにおけるマネーレゴのパーツの一つとしてみているように感じます。

まとめ

HashMasksはアートNFTのプロジェクトではあるものの、謎解き的要素やDeFi要素が絡まり合い、新しいコンテンツとして成立しているように思います。

今後もHashMasksを模倣したプロジェクトが出てくると予想されます。HashMasksはNFTの歴史を語る上で外せないプロジェクトになったといえるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です