NFTをイーサリアム上で扱うとgas代が高くつきます。そのため、特にブロックチェーンゲーム界隈では、Maticへ移行するプロジェクトが増えてきています。(現在はリブラディングしてPolygonという名称になっています。本記事ではMaticのまま記載。)
Maticはイーサリアムとは異なるチェーンのため、利用する際にはチェーンを切り替える必要があります。
本記事では、チェーンを切り替えるためのMETAMASKの設定方法や入金方法についてまとめます。
MATICのためのMETAMASKの設定・入金方法|3STEP
Maticでの資金管理は、Matic Web Walletにておこないます。Maticネットワークに切り替えた状態で、以下のサイトにアクセスしてください。
https://wallet.matic.network/bridge
Plasmaと記載されているトークンをイーサリアムネットワークから送金することができます。今回はETHを送ってみます。
追記:Plasmaと書かれていなくても、PoS bridgeで送ることができます。Matic networkから、イーサリアムに戻す際はPlasmaだとセキュリティのため、7日くらいかかるようです。PoS bridgeだと3h程度と説明されています。
「Deposit」から、送金したい金額を入力し、「Transfer」をクリックします。
ネットワークをイーサリアムに切り替えてから、「Continue」でトランザクションを承認すると、イーサリアムネットワークからMaticネットワークへと送金されます。
送金にはトランザクションが通ってから7~8分程度かかります。
以上で、Maticへの入金は完了です。
ちなみに、マイサガのシンカカードを持っている方は、Maticに接続した状態でOpenSeaにいくと、マイサガのMatic上にあるNFTを確認することができます。
次はMatic上でのSwap方法を解説します。これを知っておけば、いちいちイーサリアムネットワークからトークンを送金する必要はありません。
QuickSwapの使い方|2STEP
QuickSwapはMatic上のUniswapのようなもの。同じUIなので、Uniswapを使ったことがあれば迷わないと思います。
ここでは、初めての方に向けて、ETHをMATICにSwapする方法を紹介します。
まずはQuickSwapにアクセスしてください。
https://quickswap.exchange/#/swap
ネットワークをMaticにした状態で、QuickSwapにウォレットを接続します。
ETHからMATICへ交換したいのであれば、上をETHに、下をMATICに選択します。
取引したい枚数を入力すると、そのタイミングでのレートから交換後の枚数が表示されます。
Approve(トークンの取引を認めるためのトランザクション)とSwap(交換を実行するためのトランザクション)の合計2回のトランザクションを通せば、取引完了です。
すでに取引したことのあるトークンの場合には、Approveは出てきません。
先程のMatic Web Walletに行けば、残高を確認することができます。
これで、Matic上にある資産を使って、NFTの買い物をしたり安いgas代でトレードしたりすることができるようになりましたね!
まとめ
Matic初心者の方に向けて、METAMASKの設定から入金・取引の方法についてまとめました。
イーサリアムネットワークと比べると、gas代が格段に安く、ブロックチェーンゲームがMaticに移行している理由が体感できたと思います。
今後、Maticに移行するゲームも増えてきそうです。基本的な使い方はマスターしておきましょう。
Matic上のアセットを送付したい場合には、「【暫定版】MaticExplorer|MaticのNFTを送る方法」を参照してください。
[…] STEP3でMatic mainnetの接続方法がわからない方は、「Matic(Polygon)の始め方|METAMASKの設定・入金・Swap方法まとめ」を参考にしてみてください。 […]
plasmaシステムを用いてmaticネットワークからETHメインネットワークにmaticを送信したのですが、maticが一向に届きません、、
相談したいのですがよろしいでしょうか。
トランザクションは通っているんですよね?
引き出しには7日くらいかかると説明されています。
セキュリティのためです。